フードコーディネーターの独立・開業・稼ぎ方
「フードコーディネーター」の独立・開業・稼ぎ方
今回はフードコーディネーターの独立・稼ぎ方について書いてみようと思います。
○○コーディネーターという資格はたくさんありますがこのフードコーディネーターという資格は実務的にも
健闘しているように思います。主に女性職ではありますが将来的にフリーになる事も夢ではなく子どもが
いる主婦層等やシングルマザーでも独立していける仕事として以前から注目を集めています。
フードコーディネーターの仕事はレシピ・メニュー造り・テレビ・雑誌等の撮影・商品企画・フードスタイリング・セミナー
・コンサルティングなど多岐に渡ります。また飲食店などの副業としてフードコーディネーターの仕事をしている人もいます。
フードコーディネーターとして活躍するには法律上の特別な資格は必要ありません。たしかにフードコーディネーター
資格は存在しますが活動する上では必須とはなっていません。フードコーディネーター資格は1~3級まであり
資格の難易度としてはそれほど高いものではありません。
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フードコーディネーターとして独立するには当然に料理やレシピ・企画開発力が求められます。
主婦レベルの料理好き程度で勤まるものではありません。一番多い独立パターンとしては
活躍中のフーディーのアシスタントとして入門しスキルを磨いてから独立というパターンでしょう。
初めから仕事をさせてもらえるものではありません。最初は皿洗いや計量などから。そして徐々に
レシピ造りや企画などもやらせてもらえるようになりアシスタントとして活躍すると共に自分の名前が
売れていくようになり顔見知りの編集者や番組・飲食店経営者の知り合い等の伝手がありフリーとして
独立というパターンが多いように思います。
フードコーディネーターの年収としてはさほど高いというものではありません。テレビ番組・雑誌出演などが
多く取れるようになれば年収も上がっていきますが飲食店プロデュースを幾つかこなした程度では
OLの年収を下回る事さえあります。私の知り合いのコーディネーターは某番組のアニメキャラクターの商品企画を
主導し年収を大幅に上げました。またフードコーディネーターの仕事は時間に不規則な事が多いものです。
特に取引先に振り回される事が多いですね。例えば飲食店メニュープロデュースにしてもオーナーが
OKするまで深夜まで調理する事もありますし撮影などで早朝から駆り出される事もあります。
フードコーディネーターの仕事は幾つかに分類されます。1つ目は撮影モノ・2つ目はコンテンツ・3つ目は
コンサルティングです。撮影モノは撮影するフードの調理・コーディネートや撮影のアシ、コンテンツは
レシピや写真を自分で作成・撮影して取引先に提供するもの、コンサルは起業者や飲食店のコンサル・セミナー
などが挙げられます。それぞれに単価が決まっておりコンサルや1レシピで数万円~と千差万別です。
もちろん著名になってくればくるほどその単価は上がってくる傾向があります。有名な人や売れているフーディーで
あれば年間に200~300レシピを担当する事もあるくらいです。
現在では外食産業をはじめとして飲食店が次々に閉店しておりますのでフードコーディネーターには
幅広い知識と周りとの連携力が求められてきます。食に関する知識だけではなく対人スキルも求められる
という事でしょう。それだけに料理好きな人にとってはやりがいのある仕事ではあります。
また他の職種では差別化という意味でも1つの分野に特化した人材が求められる事が多いものですが
フーディーに関しては幅広い知識を持ち合わせるトータルプロデュースができる人材が求められています。
調理だけではなく経営者視点で見た食材の原価計算等も詳細に理解していなくてはなりません。
今後増々経営が厳しくなる飲食業界ですのでそれだけにフードコーディネーターとしての役割は注目を
集めていきそうですね。それでは今日はこの辺で。
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