エステサロンの独立・開業・稼ぎ方

エステサロンの独立・開業・稼ぎ方

 

今回はエステサロンの独立・稼ぎ方について書いてみようと思います。

以前にマッサージ師の独立について少し書きましたがエステサロンも一部繋がる部分は

あるかもしれません。しかしマッサージ師と比較するとエステサロンの方が開業時のコストは

多少かかると思ったほうが良いでしょう。

エステサロンは特に自治体等の許可が必要なものでもなく特に届出なしで開業する事ができます。

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そのためマンションの1室等で開業しているエステサロンも多いでしょう。但しエステサロンの必要な機器を

購入する際には一般不可になっている場合が多いので個人事業主として届け出る際には○○エステなど

屋号を決めてしまったほうが開業の流れがスムーズにいくかと思います。

一言にエステサロンと言っても部位は様々ありヘッド・ハンド・ボディ・フットなど色々です。当然

専念する施術に併せた機器を用意しなくてはなりません。一般的な所でいえば制服・マスク・エステ機器・

施術用ワゴン・ホットキャビネット・消毒器・粧材・スポンジやスパチュラ・ボールやシーツ・タオルなど

になるかと思います。いずれもネットやサロン用品店・小物販売店などを経由して揃える事になります。

機器の種類にもよりますが150~200万円くらいで用意する事は可能です。

よくあるパターンが自宅などでエステやリラクゼーションサロンを始める人が多いのですが正直に言って

しまえば3年以内に8割くらいのお店が潰れていると言ってよいかと思います。

それだけにエステ業界は競争が激しく競合店が多いのです。全国で主だった店舗だけを数えても

エステサロンは2万店以上あります。コンビニの数が1万8千くらいですからそれより多いんです。

エステ等は女性がビジネスとして立ち上げやすい事・小資本で始められる事から競合者が多くなって

いくのでしょう。フランチャイズ本部は儲かりますが自社ブランドで一から始めていくのは簡単では

ありません。それでは負けが見えていますので弱者の戦略を取っていかなければなりません。

一番エステサロンを始めた中で潰れやすいのが固定費用の見積もりが甘いパターン。固定費用は

テナント費・人件費・広告費・施術機器費用(ローンやリース代)が挙げられます。エステサロンの

場合、立地は無視できませんが路面店に出店する必要はありません。マンション1室を改装した店舗

でも十分可能です。施術内容と価格設定が見合った内容であれば集客は可能かと思います。

また人件費についても最初は自分1人~2、3人で始めれば良いでしょう。共同経営という形でも

かまいません。共同の場合は後々に分裂してしまう可能性もありますがコストを抑えるという意味では

一考あるかと思います。

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次に広告費ですが確かに女性誌などに広告を打てばそれなりの効果に繋がる

事はあるかもしれませんがエステの場合、一見の客よりリピーターの確保です。

またクチコミが広がり易い業態でもありますから無駄な広告費などは使わずにネットや

SNSなど無料媒体を利用して告知すれば良いと思います。またエステサロンの場合は施術機器が

割と高価になりがちです。この点で購入先を誤ると粗悪品を掴まされたりリース期間の支払いに

苦しみますので出来るだけ自己資金で購入してしまうほうが無難かと思います。

高価な機器に限ってはレンタルも検討しても良いでしょう。要するに徹底的に固定費を抑える

という事が長期経営の1つのコツになってきます。

また弱者の戦略という事で言えば大手のようにあれもこれもとメニューを拡大して勝負するのは

得策ではありません。3年以内に閉店する店は色々なメニューを広げ過ぎて何の特色もないエステサロンが

多いように思います。1つの施術内容で地域一番店になれば良いのです。またそれが差別化にもつながってきます。

またメニューについても競合店を研究して他店が扱っていないようなメニューに絞ったほうが良いでしょう。

例えばバストと一言いっても光豊胸やバストアップマッサージ・トリートメント等もあり脱毛でいっても

フラッシュ脱毛やワックス脱毛・鼻毛脱毛など様々です。多店舗が取り扱っていない・もしくは取り扱いにくい

施術に絞りその効果を集中的に告知すれば地域での上位店になる事も見えてくるでしょう。もしくはHPサイト上の

上位表示さえも比較的難しくはないと思います。またメニューを絞るという事は他店との価格競争に巻き込まれ

にくいという利点もあります。確かに1つのメニューに絞るというのは開業者にとって勇気のいる事かも

しれませんがエステと一言にいってどのような施術をしているのか明確にわからない店舗よりはずっと

PR効果が高いのです。また最近のエステサロンでは海外の施術方法等を取り入れたメニューも次々に出てきて

いますので日々研究していく事ももちろん必要になってきそうですね。

それでは今日はこの辺で。

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