美容師にとって嬉しい客とは?売上を左右する10の客層

今回は美容師にとって嬉しい客について挙げてみたいと思います。

男性・女性を問わず、普段から美容室を利用している方は多いと思います。

単純に髪を切りに行くだけでなく、髪色を変えたりと気分転換のために通っている人もいる事でしょう。

普段何気なく利用している美容室ですが、美容室側からしてみると客層によって嬉しい客とそうでない客がいたりもします。

美容師にとって嬉しい客とはどのようなお客さんなのでしょうか。

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美容師にとって嬉しいお客さんとは

それでは美容師にとって嬉しいお客さんとはどのような人なのでしょうか。

幾つか挙げてみます。

 

①毎月来てくれる客

これは当たり前かもしれませんが、美容師にとって嬉しいのは毎月定期的に通ってくれるお客さんです。

美容室にとってはリピート客を増やしていく事は長期的な売上を確保していく為にも最重要であり、美容室が提供しているサービスに顧客が満足してくれているかどうかの判断指標の一つがリピート率でもあります。

またリピート客が多くなる事で毎月の売上予測も立てやすくなり、特に新規開業時は毎月来店してくれる顧客を増やしていく事が大切です。

 

②単価が高い客

単価が高いお客さんも、美容師にとって喜ばれます。

一人当たりの施術時間が長くなりがちな美容師にとっては、一人当たりの平均単価がいくらになるかによって売上も大きく変化します。

客単価が低くなってくると、料金を安くしたり無理な割引をしたりと、悪循環に陥る可能性もあります。

定期的にカラーやパーマ等の単価の高い注文をしてくれたり、トリートメントやネイル等のオプションサービスを取り入れてくれる人は美容師にとっても嬉しい客となるでしょう。

 

③ヘアケア商品を買ってくれる客

美容師の売上の多くは技術料が占めます。

シャンプーやトリートメントのヘアケア商品を購入してくれる顧客は、僅かですが時間をかけずに客単価を底上げしてくれます。

従業員にも売上目標を掲げていたり、月によって促進月間を設けている店舗もあるでしょう。

美容室で販売する商品は市販物よりも良い内容のものもありますし、美容師としても基本的にはその顧客に必要な商品を勧めていますので、その提案を快く受け入れてくれる顧客は美容師にとっても嬉しい事でしょう。

 

④指名をしてくれる客

美容室によって、指名料がそのままその美容師の歩合給として跳ね返る美容室と、指名料に関係なく売上で給料が決まる美容室があります。

前者の場合には特に指名数によって美容師の歩合給が高くなるため、指名を毎回してくれるお客さんは美容師にとっても嬉しい客となります。

歩合率も20~50%など、美容室によって大幅に異なりますし、中には完全歩合の所もあります。

 

⑤素直に受け入れてくれる客

確かに美容師も商売ではありますが、それだけでなく顧客の髪のことを思ってアドバイスしてくれています。

単純にそのアドバイスを素直に受け入れてくれる顧客は、美容師にとっても嬉しい筈です。

中にはアドバイス=営業と取られてしまう事もあり、プロとしての提案を素直に取り入れてくれる顧客は美容師としても嬉しくモチベーションも上がります。

 

⑥容姿・相性

美容師も商売とは言え人間です。

異性で容姿がタイプのお客さんであったり、話が合うお客さんの場合には嬉しい事でしょう。

美容室の中には顧客との恋愛が禁止されている所もあれば、そうでない所もあります。

もちろん顧客情報を無断で利用する事はできませんが、自然な流れで恋愛に発展するケースはあります。

美容師にとっても好みのタイプの顧客が来店してくれる事は単純に嬉しいでしょう。

 

⑦美意識が高い客

美容師というのは美意識が高い人も多いです。

そのためお客さんでもお洒落な人や髪に気を遣っている人が来店すれば、その分やる気になる事もあります。

 

⑧長く通ってくれる客

定期的に毎月通ってくれるお客さんは美容師にとっても嬉しいものですが、長く通ってくれるお客さんも大切です。

これだけ多くの美容室がある中では、顧客はちょっとしたきっかけですぐに他店に浮気をしてしまいます。

特に料金設定が高めの美容室・サロンであれば、長く通ってくれる顧客は上客となる事でしょう。

 

⑨差し入れしてくれる客

お客さんによっては美容室に差し入れをしてくれる人もいます。

美容室によってはかなり忙しい店舗も多いので、差し入れをしてくれるお客さんは美容師にとっても嬉しい事でしょう。

特に忙しい合間にサッと食べられるお菓子等は嬉しいと感じる美容師も多い筈です。

逆に汚れるものや臭いのきつい食べ物類の差し入れは控えた方が良いでしょう。

 

⑩新しいお客さんを紹介してくれる客

お客さんによっては、友人などの新しいお客を紹介してくれる人もいるかと思います。

どの美容室でも新規客は欲しいので、お客さん側から紹介をしてくれるというのは喜ばれるでしょう。

また特に親しい友人などには下手な店舗は紹介できないので、自分の技術が認められているという意味合いもあります。

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美容師がお気に入りの客に示す態度とは?

もし美容師にお気に入りのお客さんが来店した場合、それが態度に表れる場合もあります。

もちろんどのお客さんにも平等に接するようにはしますが、美容師さんも人間でありそれが態度に出てしまう事もあるのでしょう。

お気に入りのお客さんに示す態度にはどのような傾向があるでしょうか。幾つか挙げてみます。

 

  • 施術中のテンションが高め
  • 施術時間が長くなる
  • よく話しかける
  • 前回来店時の話をよく覚えている
  • プライベートな話をされる
  • 恋愛についての話題が多い
  • 食事・飲み会に繋がる話題が多い
  • 笑顔が良く出る

 

一概には言えませんが、もし来店時に上記のような態度があれば、あなたは美容師にとってお気に入り客と思われているかもしれません。

もし美容師さんと仲良くなりたいのであれば、お気に入りのサインを見逃さない事も大切かもしれませんね。

 

美容師が客と飲みに行くことはある?

美容師が客と飲みに行くことはあるのでしょうか。

一般的な美容室であれば顧客との恋愛が原則禁止の所もありますし、仕事と恋愛を完全に切り分けている美容師さんもいます。

ですが一方では仲の良い美容師さんと飲みに行ったり、中にはお客さんと結婚まで至ったという人もいます。

基本的に美容師は忙しい職業であり、多忙な美容師は異性との接点を持つ機会がお店の中しかないという人もいるかと思います。

 

美容師さんとしては恋愛に発展してしまうと仕事の延長になってしまったり、プライベートで不仲になってしまった場合には集客に響く可能性もあるので、お客さんとの恋愛を控えている人もいますが、こればかりは人に寄るとしか言えません。

美容師がお客さんとご飯に行ったり飲みに行く機会はゼロではありませんが、直接誘われる機会は少ないと考えて良いでしょう。

 

美容師にとって嬉しい客まとめ

美容師さんにとって嬉しい客について幾つか挙げてみました。

これだけ多くの美容室がある以上、どの店舗も他店との競争が激しいです。

特に売上を常に意識しておかなければならない経営者にとっては、売上に貢献してくれる人は嬉しい客となる事でしょう。

ですが本当に良い美容室であれば、利益・単価の云々に関係なく、あなたに合った適切なアドバイスをしてくれる筈です。

利用者側としては自分に合った美容師さんを見つけ、長く通い続けられる美容室を見つける事が大切ですね。

それでは今日はこの辺で。

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