自販機ビジネスの独立・開業・稼ぎ方

自販機ビジネスの稼ぎ方

今回は自販機ビジネスについて書いてみようと思います。

サラリーマンの誰しもが一度は考える不労所得。不動産収入・コインロッカービジネス・駐車場ビジネス等

色々ありますが自販機ビジネスもその一つと言って良いかと思います。

自販機ビジネスで重要なのはやはりその立地。駅近くや大通り沿い等人通りが多い立地でないと自販機ビジネスは

成り立ちません。また周辺に競合する自販機が少ないというのも条件になってきます。

自販機ビジネスには2種類ありフルオペタイプとセミオペタイプがあります。フルオペタイプは単純に土地

だけを貸すだけであとは業者がドリンクの補充や自販機の設置・掃除をすべてやってくれる形態です。

気軽に取り組める半面利益が出にくいのでかなり好立地でないと利益が出ない、あわよくば赤字という

事になります。月に平均して5000~7000円くらいの電気代がかかるためそれを主なコストとして

捉える事になります。それに対して1本のドリンクの利益はフルオペの場合、10~20円くらいが相場。

1日10本売れたとしても200円の利益として30日営業ですから6000円の利益。ですから

1日10本売り上げたとしても電気代とトントンですからフルオペの場合は1日20本以上の売り上げが

必要という事になります。フルオペの場合よほど立地が良くないとビジネスとして成立しない事は

当然です。また自分の土地で自由にやる分にはかまいませんが土地の地代なんかも考慮すると赤字になる

ケースも十分に出てくるでしょう。

また委託するとしても大手メーカーが良いように思います。

大手でも直接管理してくれる所もありますし管理業者に委託しているドリンクメーカーもありますが

いずれにしてもドリンクの新商品の切り替えや故障時の対応なども含めると大手に任せたほうが無難です。

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それに対してセミオペの場合は基本的に自分で全部やる形態ですね。 自販機を購入してしまう人もいますし

リースする形態もあります。ドリンクの補充なんかも自分でやりホット・アイスの切り替えや掃除なども

自分でやる事になります。苦労はありますがそれだけに利益が多く残り易いのがセミオペタイプ。

ドリンクの売り上げもほぼ自分の全額自分の利益になりますのでやりがいもあります。しかし自販機を

自分で購入するとなるとその価格は50~70万円が一般的。またどのくらいのドリンクが収納できるかに

よっても販売機の価格は変わってきます。また自販機メーカーを間違えると旧式の自販機を掴まされたり

中古品を掴まされたりする事もあり故障時に対応年式のパーツが見つからない等、トラブルになる事も

ありますので注意が必要です。セミオペの場合はドリンクの選定も自分でやる必要がありますがそこも

面白い所。卸業者を自分で探す事も出来ますし安売り店を自分で探して商品として販売する事も可能です。

利益を出すにはドリンクの仕入れ単価を40~50円までに仕入れたい所。特に狙い目が500m缶

もしくは500mペットボトルです。それを100円で販売するのが良いかと思います。

500m缶100円販売はどうも消費者としてもお得感を感じるらしく特に周辺の競合販売機が120~130

円で350m缶のみを販売している地域ではこの500m缶100円販売はかなりの販売が見込めます。

冬などのホット缶で500mは難しいですがこの場合コーヒー1つ取ってもやはり量が多い300mくらいの

缶コーヒーも品揃えとして置くと意外に売れます。もちろん通常の缶コーヒー190m缶も品揃えとして必要ですが

量が多ければ売れるというのは安易すぎると考える人も多いかもしれませんが意外に量が多いというのはシンプルに

売れるんですね。夏には冷たい飲み物を沢山飲みたいですし冬には温かい飲み物をできるだけ多く体に入れたいというのは

多くの消費者にとって共通のようです。売れそうな商品を沢山置いている卸業者やお店をいかに多く掴んでいるか

という事が利益を生むコツになってきます。しかしセミオペは旨味だけかというとそうでもなく注意したいのは

入口の自販機の選定。特に個人間売買の場合は注意が必要です。自販機所有の個人の中には故障品や年式の古い

ものを所有している人もいて購入してから故障が頻繁に起きたり修理依頼できるメーカー先が無かったりという

トラブルも生じてきます。最初からアフターケアまで信頼できる業者を選定する事が大事になってきます。

こんな時代だからこそ憧れる不労所得。ですが実際には相応の苦労が付きものです。信頼できる業者の

選定からじっくりと取り組んでいく事が成功の入り口となるのではないでしょうか。それでは今日はこの辺で。

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